- 現場を見回るラウンド活動
- 実際の現場で行われている感染対策の確認を行います。問題点を注意するだけでなく、現場と共に改善点を考え対策するよう心がけています。スタッフが感染対策に取り組みやすい職場を目指します。
安全環境管理室
医療安全管理体制組織図
多職種による組織横断的な活動を通して、
病院全体で医療安全に取り組む風土を醸成します。
医療安全グループ
患者の皆さまへ
医療安全グループは患者さんと一緒に「安全な医療」が行われる環境づくりに取り組んでいます。
診察を受ける、検査を受ける、治療のために入院するなど医療行為のさまざまな場面で患者さんは“医療従事者”と関わります。医療従事者には医師・看護師・薬剤師・臨床検査技師など色々な職種のスタッフがいますので、スタッフ同士が協力して“チーム医療”を実践します。そこに欠かすことができないのは、何より患者さん自身が、そのチームの一員として参加していただくことです。安全な医療を目指して、医療安全グループは患者さんとのより良いコミュニケーションを求め続けます。
患者参加型医療安全
~患者さんも医療チームの一員です~
医療安全グループの活動
医療安全グループはSMTとSMTワーキンググループと一緒に、病院全体の医療安全に取り組んでいます。
ワーキンググループのメンバーは各部署から選出され、医師や看護師・薬剤師をはじめ、ほぼすべての職種から成り立っています。メンバーは、名札にピンクのSMTバッチをつけて、セーフティマネージャーである師長やリーダーと共に、各部署内で起こったインシデントやアクシデントに対する分析や対応策を積極的に考案します。 また、チームに分かれて医療安全パトロールや対策を検討するなどのグループ活動も行っています。
SMT ワーキンググループのチーム活動
SMT ワーキンググループは医療事故の現状に応じてチーム活動に取り組んでいます。
医療安全週間推進週間(毎年 11 月25日を含む1週間)の期間中は活動報告のポスターを掲示しています。
また、患者さんとともに医療安全を育めるよう呼びかけを行っています。
感染管理グループ
患者の皆さまへ
ICTの主な役割は、病院内で起こり得る感染の予防、感染が起きてしまった時の早急な対応です。常に病院の問題となる感染の監視を行い、発生し得る感染対策上の問題について予防対策を実行しています。
病院には、患者の皆さまやその家族、救急隊や業者の方など多くの方が訪問されます。入院されている患者さんはもちろん、訪問された全ての人、そして職員を感染から守り、安心して利用できる病院にするために、日々活動しています 。
活動の一例
- スタッフ教育
- 感染管理教育は、全職員が対象です。時に、地域の方々や救命士の方々にも行います。感染対策は、日々進歩します。常に新しい知識が伝わるよう、頻繁に教育を行っています。
- 抗菌薬の検討会
- 正しく抗菌薬を選択することは、有効な治療を行うとともに細菌の薬剤に対する耐性化※を防ぐことにつながります。患者さんにとって最適な治療を提供するため、多職種で日々協議しています。
※耐性化:細菌が薬剤に対して抵抗性を持ち、これらの薬剤が効かない、あるいは効きにくくなる現象のこと。
- 地域連携活動
- 感染対策は、病院だけでなく近隣の医院やクリニックと連携し、地域での質の向上が必要です。定期的にカンファレンスやお互いの施設の監査を行っています。また、情報交換や相談対応も行っています。
- その他の活動
- 感染率の監視(サーベイランス)、アウトブレイクの予防と起きた時の早期対応など、感染管理グループ・ICTは、感染に携わるさまざまな活動を行っています。